初めてのブログ「ワイワイこころトーク」と言うことで、これからしばらく続けてみようと思います。
これまで書いたり、しゃべったりしてきたことにダブルかもしれませんが、そこは、どうぞ読み飛ばしてください。
「ワイワイ」はYokohamaのワイでもありますがいろんな思いつきを「ワイワイ」喋るように書くと言う意味があります。
何か皆様の役に立つことを書こうと思ってもすぐには思いつきません。
要するに、サラリーマンや主婦や学生さん、あるいは、シニアの方々に、「心理とはなんですか」と問われたときの答えを書いていくつもりです。
皆さんにとっては、あまりなじみのない領域だから、わからないこと書くかもしれませんが専門用語を極力避けて優しく書くようにしますので、お気軽の読み飛ばしてください。
今日、近所のスーパーに行く途中の道で、なんかぼーっと立ち止まっている3歳くらい?の女の子のそばで、子どもの背丈まで腰をおとして、一緒にぼーっと同じ方向をな眺めているお母さん見ました。
私もつられてそちらの方を見たけど 女の子が何をぼーっとみているのかわからない。
多分、お母さんにもわからなかったかもしれません。
でも、そのとき、ただただそばで一緒に時間をすごしているんだなと思って、その二人の豊かな時間が、うらやましくなりました。
その時、思い浮かべたのがウィニコットの「ほどよい母親=Good enough mother」です。
ウィニコットWinnicottはイギリスの有名な小児精神科医で、
新生児期から3歳頃の幼児期までは「ほどよい母親」が良いと考えた人です。
優秀な育児能力や育児への強い熱意を持っているピリピリ完璧な母親よりも、多少いろいろ抜けているところはあっても、子どもに自然な愛情と優しさを注ぎ一緒に楽しむことが出来る母親の方が、子供の心の発達にはずっとヨイという考えです。
私も母親として、わりといい加減で後悔ばかりで、そんな私にとって慰められる言葉です。
カウンセリングでは、いつもなにかよい助言をしなければと張り切りがちな私も、
しっかり寄り添いつつ、状況によっては、「ほどよいカウンセラー=Good enough counselor」
の方がが良い時もあるかも、と考えさせてくれました。